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指針

若狭町が直面する課題

1)福井県平均に比べ10年早い高齢化

町の人口は、町村合併直後の昭和30年から45年にかけて急激に減少、その後8,100人を境として上下しつつ推移し、平成2年の8,018人を境に微増し、平成11年には8,147人に回復しました。しかし、高齢化率は上昇の一途をたどり、平成11年には24.7%に達し、福井県平均に比べほぼ10年早く高齢化が進んでいます。

 

2)社会情勢の変化に伴う集落基盤の課題

若狭中核工業団地や河内川ダムの建設、住宅団地の整備等の施策により流入人口が増加傾向にあります。このため、集落の自治体制や活動を見直すことが課題となってきています。

 

3)年々後継者問題が顕在化する農業生産

町の産業は農業を基幹として発展してきましたが、昭和55年以降第一次産業就業人口は大幅に減少し、平成7年には、11.9%となりました。現在、半数近くの世帯(そのほとんどが兼業農家)によって、平地の9割近くを占める田畑を耕作・維持しており、農業従事者の高齢化が進む中、後継者問題の解決が課題となっています。

 

4)特徴を出し切れていない地場産業

全国的な高度経済成長に呼応し、若狭テクノバレーによる製造産業の誘致、熊川宿・名水公園・史跡文化財による観光産業の振興を図っていますが、内陸型の立地というハンディーもあり、特徴を出し切れていません。今後様々な取組みを行い、更に地場産業を発展させていくことが課題となっています。

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本事業の基本方向

過去より、若狭町の施策の柱は、集落単位での自治を重んじ、それを支援・振興してくることでありましたが、少子高齢化と個人化した生活意識によって、今後、集落基盤の変革が予想されます。

現在掲げられている「産業振興」や様々な「まちづくり施策」等、あらゆる町政の基本に集落の活性化があることから、本事業では、『都市からの若者の就農・定住を促進し、集落を活性化する』ことを大きな目標としています。その成功のためには、地域を熟知した活力溢れる運営体制の構築と、永続・安定的に都市や他地域から人材が流入し、本事業をサポートするような都市ネットワークの形成という、二つの課題に取り組む必要があります。

本公園を運営する農業生産法人は、自立志向を持ち、活力ある人材で構成されるとともに、地域での生産に熟知していることと、研修生に対し、若狭町が持つ空気・価値観を直接伝えることが欠かせません。

このため、農業生産法人は、町内外の有志を中心に編成し、これを通じて町内後継者の育成を図っていきます。また、都市ネットワークづくりのため、民間企業の活力とノウハウを活用すると共に、若狭町の魅力を町外にPRする「広報施策」を同時に推進し、農業生産法人だけでは手に負えない、「サポーターの組織化」「体験学習の参加者の募集」「体験学習の運営体制づくり」「直販ネットワークづくり」等の課題に取り組んでいきます。

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本事業の特徴

1)町内農家との連携を重視した組織経営農業を目指す

当面は当面は末野集落を中心にした農業生産をベースにしながら、若い活力とやる気によって、多品種栽培と地域での販売を行う地産地消活動、町内担い手農家らと連携しての農地保全活動、町外への地元産品販売活動、町内外のネットワークづくりに取組む等、町内農家との連携を重視した組織経営農業を目指していきます。 末野集落を中心にした農業生産をベースにしながら、若い活力とやる気によって、多品種栽培と地域での販売を行う地産地消活動、町内担い手農家らと連携しての農地保全活動、町外への地元産品販売活動、町内外のネットワークづくりに取組む等、町内農家との連携を重視した組織経営農業を目指していきます。

 

2)都市とのネットワークを基盤にした事業展開を行う

モノが溢れている今、安全な農作物の生産が事業の成否を決めます。なかでも口コミによる伝達、人と人との信認関係による結びつき等は、大きな力を発揮します。本事業では、大学が集積している京都に近いという地の利を活かし、大学生・学者・市民サークルらを中心ターゲットとする様々なネットワークづくりに取り組むことによって、人と人との信認関係を形成し、新規就農、インターンシップの受入、体験学習、販売等の事業につなげていきます。

 

3)農村総合公園を「上中型循環社会」実現の先導役とする

当計画地は、四方を山で隔てられた、谷あいに立地しています。これは、新しい農法に取り組むには好条件となります。まず、農村総合公園を先導役として、若狭町全体を真の循環型社会とする契機としていきます。

 

4)「農的生活」という新しいライフスタイルを発信する

農業は営みの原点であり、「つくる喜び」「収穫の喜び」があります。そのため、都市には、農業・農村に「癒し」を求める層が多くあります。本公園では、町内外の方々に「癒し」と「くつろぎ」を感じてもらえる農的空間を提供し、人と人とのふれあいを深めることができるプログラムを積極的に組み込むことにより、若狭ファンの拡大を目指していきます。

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農業生産法人 有限会社 かみなか農楽舎
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