穂肥

カエルが私の目の前に魅力的なヒップラインを惜しげも無く披露してくれた日。

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朝光晴さんと義浦くんが軽トラへたくさん肥料を積んでいました。

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田んぼも後半戦に突入し、最近はずっと穂肥(ほごえ)を撒いています。

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背負い式の動力散布機に肥料を入れて長い筒の先から肥料を均一になるように飛ばします。

穂肥は名前の通り穂を大きくするため、一穂の粒の数を増やすために撒きます。
うまく効かせようとするには、撒く時期が重要になります。
稲が体の中で穂を作っているまさにその時に撒く必要があります。
稲は自分の茎や葉を成長させる期間と、実を作る期間が別れる植物です。(トマトなんかは茎や葉を成長させながら実が付きます)
そのため、肥料を撒くのが早すぎると茎や葉の背が高くなりすぎてしまい、倒れやすくなります。
逆に遅すぎるとすでに穂が完成してしまってるので余分な窒素分がタンパク質となって米の粒の中に入って米の味が落ちます。

今欲しいよ!というタイミング。うまいこと穂を作る時期に肥料を与えてやって、穂自体が大きく長くなるように。
毎年慎重に撒く時期を決めています。

岡村