梅雨の合間の作業です。

なかなか晴れませんが稲は育っています。

この時期は「溝切り」と「穂肥(ほごえ)」と言う作業に追われます。

今の稲作は一発肥料といって化学物質でコーティングされた肥料を使います。そうする事で作業の省力化や資材の費用を安価にする事が出来ます。結果として米の生産コストを下げる事が出来たり農家一人あたり耕作面積を広げられられたりと良いこと色々あります。

一方で、コーティング資材の残留問題や天候不順による、肥料の効果のブレなどの問題もあります。

そこで農楽舎では有機肥料を生育に合わせて散布するようしています。

先ずは生育状況のチェックです。これで肥料を入れるタイミングをみます。

続いて、肥料量をきめます。

この葉色板(昭和54年謹製)という板を使って葉っぱの色をチェックします。

後は品種に合わせて肥料を変えて散布です。

今日はこれです。

後は天気が良くなるのを祈ります。