うるちともちのあいだ

朝晩の寒さから羽布団デビューして数日。いよいよもち米刈り取りまでこぎつけそう。

もち米刈り取りの前にコンバイン掃除。製品としてできたもち米の中にうるち米が混ざると、もち加工などした際にうるちの粒が残る。

食卓だけでなく田んぼの中も。もち米の田んぼにうるち米の籾が落ちると、翌年そこで発芽してしまうこともあります。

混ざってしまうとなにかと困るので、エアーで丁寧にもみを吹き飛ばします。

タンクの底など、排出しきれなかったもみが結構残っています。

うう…もったいない…とは思うも、機械化農業の弊害。人力ではありえない面積できる代わりに、見逃されてしまう籾もあります。

それでも収穫する専用の機械なので、なるべく取りこぼしのないように、工夫があちこちに詰まっています。

巡り合わせが悪く農楽舎入って初めて経験したコンバイン掃除。隅々まで見れば見るほどその機能美に惚れ惚れしてしまいます。

このなんだかゴチャゴチャした部分、最高にクールだ…。

またひとつ、コンバインの事がわかりました。

岡村