カテゴリー別: 農楽舎の日常

出店情報

数ヶ月ぶりになりますが今週は、大阪・北千里駅前での若狭うまいもんフェアと京都・上賀茂神社での手づくり市に出店します。
今週は新ジャガ、新玉ねぎ、生ニンニクと掘りたての野菜と産みたて卵、そして毎年好評のミディトマトをもっていきます。

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お米のPOPも新しくしたのでぜひご覧下さい。両日共に山川&鈴木がお待ちしております!

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若狭町うまいもんフェア
大阪府吹田市北千里駅広場
6/20(木)9時~15時

☆上賀茂手づくり市
京都市北区上賀茂神社
6/23(日)9時~16時
投稿者:山川

これなんだ?

蛍が農楽舎の周りでも飛ぶ季節になりました。夜にはキレイに光る蛍、昼間にその姿を見たことはなかったのですが、今日はなんと水道の側にいるのが発見されました!虫が大好きな子どもは大喜びです。

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田んぼの生き物図鑑で調べてみると、どうやらヘイケホタルのようです。

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さて、この図鑑でもうひとつ調べたいのが草刈り中に見つけたコレ。

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農楽舎から一番近い山沿いの田んぼ。山から中畔にせりだした笹の枝に着いた泡の塊。大きさは私の握り拳より少し大きめでぜんぶで5個くらい。まさかあの有名なヤツの卵?!
ってことで図鑑で調べるとやっぱりそうなんですかね?カエルが苦手なのであまりしっかりページが見れて無いんですが、かの有名なモリアオガエルの卵塊と特徴はそっくり!!
いつも見かける緑のカエル、ニホンアマガエルシュレーゲルアオガエルだと思ってたけど、たまにやたらと大きいな!って思うのがいるんですけどあれがまさか??うーんカエルが苦手なのでちょっとこれ以上は私にはムリなので誰か詳しい方に確認に来て欲しいです。
投稿者:山川

除草機回し

無農薬田んぼの草対策が始まりました。
除草機を使って田んぼの中を歩き回ります。
農楽舎では植えてから約一週間ごとに除草機を三周かけて、稲を雑草に勝たせてやります。

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エンジン付きで6条一気にできる機械もあるのですが、いかんせんパワーが強く、まだ稲の小さい初回は稲まで抜いてしまうので、オール人力のエコな道具を使わざるをえません。

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手押しタイプの2条の除草機です。
自身の歩調に合わせ、リズミカルに押して歩きます。
最初はテンポを掴むのが難しく、片道で息切れするくらいハードに感じますが、除草機と息が合ってくると意外に疲れずサクサク進みます。
それでも半日でヘトヘトになりますが…

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除草機を走らせると田んぼの外からは見えないくらい小さな草がたくさん浮いてきます。浮かせて退治するのが目的で、草の小さいうちにしないとあまり効果が望めません。
草を見ずして草を取る、です。

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ただただしんどいようにも思えるこの除草機回しは、疲れるばかりでもありません。
いつも使う農業機械と違ってエンジン音が無く静か。除草機の立てる水音に耳を傾けながら一定のリズムが整うと、歩みを進める自分自身の気持ちも整うようでなんだか清々しい。
まるでゆっくりマラソンをしているように体中に酸素が行き渡り、足下のオタマジャクシや山に囲まれた田んぼの風景がいつもより鮮やかさを持って目に飛び込んできます。
悪くないぜ、と作業の後の写真の笑顔が物語っていますね。

岡村

田植え体験&草取りイベント

梅雨らしい天気の続いた週末でしたが体験でたくさんの方にお越し頂きました。
土曜日は地元の小学生との田植え体験。これが今年本当に最後の田植えです。一年生の頃から毎年農楽舎でお米作りと冬の加工体験に来てくれていて今年で4年目。年々上手になっていたので、今年は私は教えるだけで手伝わない宣言!

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田植えの行程を確認した後は、枠回しから苗運びまで全部自分たちで頑張りました。

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ちょっと曲がってしまったりもしましたがきちんと全部植え終わりました。
最後には一人で枠回ししてくれる子もいて大きくなったんだなぁと成長を感じました。

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小学生の小さな体で大きな枠を回すのは大変だったと思います。でも、来年には何人かには身長を追い抜かれてしまいそうな勢いなので来年も私は何もしなくても大丈夫そうです!

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日曜日には田植え・草取り・稲刈りと続くお米作りイベントの第二回草取り&梅もぎでした。田植えに続いて来て下さった方や今回から参加の方に加えて大学生が10名以上参加してくれて賑やかなイベントとなりました。
大学生の力を借りて草取りも無事全部終了。子ども達は虫やカエルに夢中でした。卵を背負ったコオイムシのお父さんも見つけてくれました。私は本物を見るのは初めてだったので超感動でした♪やっぱり無農薬田んぼは生き物がいっぱいで面白い!!
投稿者:山川

6月ですね

気が付けば田植えも空豆の収穫も終わり農楽舎では草との戦いが始まりました。
1ヶ月前に草を刈ったはずの場所ももぉ早く刈らないといけない状況です。

草刈りをヤギ達も頑張ってくれていますが、暑いのが苦手な彼らは木陰の草刈りに精を出しています。

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そんなヤギの頭の上にはジューンベリーが実っています。下の方はヤギが食べてしまうので、上の方を鳥と競い合いながら収穫。

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冷凍しておくといつでも美味しいジャムが作れるのです♪

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無農薬田んぼの中も草が伸びているので今週末に草取りイベントに参加予定の皆様は覚悟をしていえっ楽しみにしてお越しください。私達も手伝って頂けるのを、いえっお会いするのを楽しみにお待ちしております!
投稿者:山川

サツマイモを植えました。

畑にサツマイモが植わりました。

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今年は研修二年生の中村くんが自主課題として取り組むサツマイモ。二年生は米をメインとしてサブで野菜に取り組むことが多いです。
植えたのはベーシックな金時とわりと新しめ品種の紅はるか。干し芋用のイモも植わっています。
合計約1000本の苗はとても一人で植えきれるものではないので、みんなで定植。

どういう風に計画を立て栽培して売るか、が一番大事なところではありますが、実はみんなに手伝ってもらうことそれ自体が自分のためになったりします。
イモ苗植えで言えばどこに何をどういう間隔で植えるか。みんなにわかりやすく伝えると共に、作業の手が止まったり間違ったりしてまわないように。
慣れている人に手伝って貰うときでも(逆にそういう人のときほど)思い込みで希望とは違うやり方をされてしまったりするので(笑)、自分の頭の中の設計図を伝えて作業をスムーズに進めてもらうのはけっこう大変。
手伝ってくれる人が多ければ多いほど準備が必要です。当たり前のようでいて、慣れるまでは難しい。
中村くん自身想像していた以上に段取りが必要なことに気づいたようで、準備が間に合わずはじめ苦労していましたが、なんとかリカバリーして予定通りばっちり植わりました☆

県内の大規模農場へ研修に行ったときに見たことや教えて頂いたことを生かせたようです。やったね(*´ω`*)

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植わっていく畑を眺めながらの一服最高でした!
去年はイノシシにやられて全滅したサツマイモ。
今年、雪辱戦です。

岡村

田んぼに米ぬか

田植えをほぼ終えた農楽舎。

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農薬を使わない田んぼでは、散布機を背負った鈴木くんと光晴さんが米ぬかを撒いています。

無農薬田んぼにとって、この米ぬかが除草剤の代わりになってくれます。

田植えしたばかりの田んぼには草の姿は見あたりませんが、実は雑草の種がいっぱい。
米ぬかが田んぼに入ると、田んぼの微生物が米ぬかを食べて爆発的に増えます。そのときに酸素をたくさん使うので、田んぼの表面は酸素の薄い状態になります。酸素が無くなると雑草の種は発芽しにくくなります。
そして、微生物の出す有機酸で田んぼが酸性状態になり、雑草の発芽を抑制してくれます。
さらに!この微生物の作用で土の表面がトロトロになって雑草の種が沈み、さらに発芽しにくくなる、らしいです。

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米ぬかはそのまま散布すると風に乗ってどこかへ消えてしまうので、しっかり田んぼの中に入ってくれるようにペレット状にします。散布の際に多少崩れるので作業後はぬかまみれ。人間ぬか漬けができます。
ちなみに無農薬田んぼ全部で2トンの米ぬかを使います。
ありったけの米ぬかをかき集め(10キロの玄米を精米して出る米ぬかは約1キロ)、ペレットを作る機械で雨の日などにコツコツコツコツ作り続けました。

しかし…しかし、ここまでしても生えてくるのが雑草。
その強さを見習いたいくらいです。
まもなく手押しの除草機を使った除草機回しが始まります(*´ω`*)
田んぼの中をくまなく歩き回るので、終わった頃にはヘトヘト。 それでも体力的に手で取るよりはずっと省エネ。
がんばるぞー(*´ω`*)

岡村

コウノトリ

コウノトリが飛来しました~
と、毎年ブログで報告させて頂いていると思います。今年もやって来ました!
しかも今年はめっちゃいっぱい!!
飛来回数も数えきれず、飛来数も1羽ではなく一度に数羽の目撃も何度かありました。

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私も4月にはスナップエンドウを収穫しながらコウノトリ3羽が餌を探しながら嘴をカタッカタッカタッと鳴らすのを聞くことが出来たりとなんだか感動でした。コウノトリは1日に500グラムの餌を食べるそうですがそれはカエル何匹分なのでしょう?

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コウノトリが何度も飛来するというのは、私達の田んぼがコウノトリがたくさん来ても大丈夫なくらいたくさんの生き物が暮らしている田んぼであるということの証明なのでそこがとても嬉しいですね☆
投稿者:今日4年ぶりに田植えの補助をした山川

子やぎの成長

3月に産まれた子やぎ
少し前に田(でん)の背?体高?を追い抜きました。「遊ぼうよ~」とタックルされると私はちょっとよろめいてしまう大きさです。
貰い手さんも決まり今月末にはお引っ越しかもなので、只今お母さん離れの練習中です。
お母さんのウメと運動させる場所を変えてみたりとお世話担当中村君が頑張ってくれています。そんな中村君の愛情をたっぷり注がれて育つ子やぎはどんどん自由な子へと

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写真はとある日の終礼中の事務所です。
もう一度言います。
終礼中の事務所です。
問題点はおそらく2つ
1、ヤギが事務所の中に普通に入ってくる
2、ヤギと終礼中に遊ぶ自由人栄一さん
まぁ実は終礼中に写真を撮ってる私も問題かもですが…
自由な子やぎ(と栄一さん)に会いたいという方はぜひ遊びに来てくださいね~
子やぎは人間大好きに育ってますのでぜひ一緒に遊んでたっぷり撫でてあげて下さい。上手に撫でるともっとやって!と前足を使っておねだりしてきて超カワイイですよ(*≧∀≦*)

オマケ1
昨年の春に産まれて近くの営農組合へ草刈り要員として就職した子やぎが立派に成長し頑張って草を刈っているところに遭遇♪
前髪と鼻はお父さんのこたろう似、目ははお母さんのウメ似といったところでしょうか。

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オマケ2
田植え終了まであと一息、光晴さんは目が回るような忙しさのようです…
どんな時でも人を楽しませる精神がスゴい☆

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投稿者:山川

ウドの収穫

今年は4月の寒さの為か昨年よりも10程遅くウドの収穫を迎えています。昨日も小浜のハーツわかささんに出荷しました。(昨日からニンニクの芽も出荷してますよ!)

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いつもウドを出荷しているとどうやって食べたら良いのとご質問頂きます。
下の方の中心部分はサクサクして甘いので酢味噌あえなど生でがオススメです。
上の方はスライスされた豚肉やベーコンで焼いて食べると美味しいです。
剥いた皮や先端の葉などは天ぷらやキンピラに。
この他にも炒め物やお味噌汁なんかで召し上がる方もいるようです。とにかく捨てる部分なく全部食べられるのがウドの良いところ♪

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そして新芽の部分も実はとっても美味しいんです!天ぷらももちろんですが、サッと湯がいてから刻み味噌と甘辛く炒めるとフキ味噌ならぬウド味噌が完成~ご飯のお伴に最強です!
投稿者:山川