今日も田んぼ整備。
田んぼの出入口、昇降路を移設するお仕事です。
田んぼの畦の真ん中から隅っこに。
田植えも稲刈りも、昇降路が隅っこにあったほうが作業の効率が良い。
ではなんで昇降路が真ん中にある田んぼがあるのか?
昔は今のように田んぼに大きな機械が入ることがなく、田んぼの中を平らにするにしても、水を回すにしても、一枚が小さい方が管理がしやすかったそうな。
大きな機械が入るようになった今では一枚一枚が大きい方が何かと便利。
そこで田んぼを合わせる工事が進められてきました。
すると以前は端同士隣り合わせで設置されていた昇降路が真ん中に…。という事象が各地で起きています。
そこで昇降路の土を引っぺがし、水路に渡してあるコンクリを移動、土を戻すという作業をしています。
田んぼへ出入りしない今がチャンス。
自分たちでこういうことをするまで、田んぼの昇降路の構造がどうなっているのか考えたことも無かった。
当たり前に上り下りしていたけど、重たい機械が乗っても割れないように分厚いコンクリートの板を渡して、入りやすいようにゆるやかな傾斜がつけてある。
ありがとう昇降路。ありがとう昇降路を作った人たち。
田んぼに愛着が湧く一日でした。
岡村