月別アーカイブ: 2019年3月

苗箱並べ

今年の苗出しが始まりました。
種まき後育苗器に2日間入れて芽を出させた苗です。
ハウスに並べて田植えの4月末まで育てます。

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ムーミン谷のアレみたいのがいっぱい。
出してすぐ強い光に当てるとそのまま弱って死んでしまうので、ハウスの天井のカーテンを引き、保温効果もあるシートをかぶせます。

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体勢に気をつけないと腰がやられます。
ハウスの整地の方法や苗の並べ方など、少しずつ少しずつ改善していって、年々スピードが早くなっています。
毎年同じ作業をするので、去年より今年、今年より来年…と比べられるのがいいですね。

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新しい研修生の鈴木くんも一緒に並べました。
鈴木くんの作業風景を写真に収めねば…!と思いスマホを近づけたところ、それを察知した光晴さん。まったく別の場所にいたのに素早く画面内に滑り込み、指導している風のポーズをきめました。
去年も今年も、きっと来年もひょうきんな光晴さんです。

岡村

じゃがいも植え

先日切って乾かしておいたじゃがいもを畑に植えました。

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耕運機で溝を掘って、肥料!土!いも!土!とミルフィーユしていきます。
研修二年生になる中村くんには耕運機での溝掘りをお任せ。翌日筋肉痛になって貰いました。
だんだん体が農繁期モードにシフトチェンジされます。

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青年海外協力隊として間もなく旅立つ佐藤さんも手伝いに来てくれて、スピーディーに終わりました✨

岡村

ウドの袋がけ

春の始めに毎年している作業の一つがウドの袋がけです。昨年収穫を終えたウドは夏の間で私の身長を超える大きさまで成長し一度枯れてしまいます。

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そして春になるとまた新たな芽を出すので、芽を出すまでに袋がけをすることで土から出てきた芽に日があたらないようにして白い柔らかいウドにします。

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昨年の株元にたまった落ち葉などを取り除き杭を打ちやすくする光晴さん

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袋を掛けるための竹杭を打つインターンで来てくれている高校生
山の斜面での作業なので普段使わない部分の筋肉が地味に辛い・・・。二人が協力してかけてくれた袋の中にモミガラを詰めておきます。こうすることで芽を出したウドは光に当たらずに伸びてくれるのです。

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さて、昨日の作業ですごかったのはここからっ!!
この作業を昨日は朝からお昼過ぎまでしていたのですが、午後気が付くとインターン生の使っているハンマーがかなり原始的なものに!?

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なぜこんな道具になっていたかというと、お昼休憩に入るときに一度ハンマーなどの道具を車へ片づけ、午後の作業開始でインターン生に道具を渡してあげるのを忘れてしまいました。するとインターン生は「ハンマーはどこに?」と私達に尋ねるわけでもなく、なんと器用に道具を作り何事もなかったように作業を継続してくれていたのです。なんかゴメンネ・・・ケガしなくて良かったです。
このウドの出荷はGW頃を見込んでおりますので直売所に並ぶのをお楽しみに~

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こちらの写真は昨年収穫したウドです

投稿者:山川

種イモ切り

ジャガイモの種イモ切りをしましたー!

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種イモはそのままだと大きすぎるものがあるので、芽が均等に分かれるように二等分や三等分にカットします。
ある程度の大きささえあれば問題なく育ってしまうので、大きいのを丸ごと植えるのはモッタイナイ!のです(>_< )

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中村くん山川さんと重さを量りながらカッティング。
切り口が乾燥したら植えます!
あとはお天気を祈るばかり…。雨が降ると畑が起こせないので、植えられません。
予定はお天気次第。一日に何回もの天気予報とにらめっこしています。

岡村

葉物の収穫そろそろ終了

冬の間に収穫し続けていたハウスの葉物もそろそろ収穫時期が終了です。
伸びてくる葉っぱをを一枚一枚切って収穫していたサンチュやスイスチャードももう片付けということで株元からバッサイ切って収穫しました。株の根本にはこれまで収穫してきた葉っぱの茎の部分が残骸で残っているのでそれを切り落とし中心部分の葉っぱをハーツわかささんへ大量出荷!

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今年最後のスイスチャードをご希望の方はお急ぎ下さい~
そして切り落とした部分はニワトリのご飯に、今日のご飯はかなりカラフルです☆

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そしてそんな収穫作業の大切な道具がこちら!

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はさみ! も大切ですが、この冬に手に入れたハサミケース!!!
市販されているハサミケースでは背の低い私が付けると地面についてしまったり、作業ズボンはベルトをしないゴム派なので金具がベルト通しに付けるタイプで使えなかったりと、これまでなかなか良いケースが見つけられず、ポケットにハサミを入れていてポケットに穴が開いたり太ももにハサミが刺さったりと困っていました。
この冬ついに京都上賀茂神社手づくり市でご一緒させて頂くことの多い「PENGURI LEATHER AND FABRIC」に注文で作って頂き問題解決★

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こんなケースが欲しいと色々と希望に答えて頂き出来上がったのが2月の終わり。あれから毎日収穫の時は私の腰にはケースに収まったハサミがぶらぶらと。

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このこだわりの金具がどんな作業着でも大丈夫で、皮の色も選ぶことが出来たのでとても嬉しかったです。これから永く使って皮に味が出てくるのが楽しみです!
PENGURIさんありがとうございます!大切に使わせて頂きます!
同じ農家の皆さんこのケースお勧めです!ぜひご注文はPENGURIさんまで~
投稿者:山川

河内川ダム

今日はみんなで河内川ダムへ。

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試験のためにフルマックスまで水を溜めてみる日だそうで、写真の滑り台のような部分を水が流れるのを見られるのはとってもレアみたいです。
いつもはもっと下から放水しているそうです。
なんでも次見られるのは100年くらい後か、あちこちで土砂崩れが起こるほどの大雨が降ったときだとか…。

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町内にありながらなかなか機会を掴めなくて足を運んだことが無かった河内川ダム。絶景でした!
レアな日だけあって、けっこうな人が見学に来ていました。しっかりダムカードも貰ってきました。

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上から見るとこんな感じ。
すごい高さと吸い込まれるような水の流れでずっと見ているとクラクラしてきます。
みんな「うわー」とか「ヒャー」とか言いながら何度ものぞき込んでスリルを楽しんでいました。

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岡村

湯けむり殺菌

米の温湯消毒が始まりました!

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種もみはそのままだと病原菌を持っていることがあり、発芽したあと病気になる可能性があります。なので種のうちに消毒をします。
消毒のために殺菌剤という薬を使う手もあるのですが、農楽舎ではお湯を使って消毒しています。

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60℃のお湯に種もみを10分間漬けると、種もみは煮えずに病原菌だけ殺すことができます。
なぜ種もみをお湯につけようと思ったのか。これを発見した人はすごいと思いますし、昔の人の米づくりに対する努力と観察力には「尊敬!」の言葉につきます。
熱すぎると種もみがダメになるし、ぬるいと病原菌が死なないので、種もみを漬けるときにいかにお湯の温度を保つか、がコツです。
温湯消毒機があればあまり気を遣わなくていいのかもしれませんが…毎年お風呂で頑張っているので常に温度計とにらめっこ。意外と繊細な作業です。

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消毒が終わったら手早く水で冷やし、そのまま1週間ほど浸水。
種もみが芽を出す準備ができるまで置いておきます。

追伸:子ヤギのあられはまだ赤ちゃんなので小屋の掃除をしていると興味津々で寄ってきます。この辺の好奇心はは人間の子供と一緒だなあと思います。

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岡村

いよいよ種まきの準備を

今日は種籾の準備をしました!

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大袋で届いた種籾を品種ごとに色分けして、小分け袋に入れます。

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こうすることで明日の温湯消毒がしやすくなります☆
そして種まきのときにも便利!機械で播くので小分けしてあるとペースを掴みやすく、調節しやすくなります。
夏休みの次にインターン生が多いのが春先の期間。研修生と同じ建物で共同生活しながらの農業体験です(*´ω`*)

追伸:子ヤギの「あられ」はお母さんの「うめ」のもと、スクスク育っています♪

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岡村

とうが立った!

春が来て、ハウスの葉物野菜がどんどんとう立ちしてきました。
葉物野菜は花をつけだすと種に全生命を注ぎます。そうなると葉っぱが硬くまずくなってしまうので、迫り来る(もう来ている?)春から逃げるように収穫しています。

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こちらはチンゲンサイ。ここまで来ると葉っぱは苦くてマズイのですが、とう立ちした先っぽ、いわゆる菜花の部分は甘くて柔らかくて美味しいので、収穫して直売所に出しています。
ツナと和えると天国の味がします(*´ω`*)

ところでこの「とうが立った」という言葉は、若さや盛りが過ぎた人に対して使います。
小説やドラマなどで、主に女性に使われるのを見ることが多いです。(私も縁の無い言葉ではなくなってきたかも…😱😱😱)
確かにとうが立つと葉っぱは硬くてまずくてスジスジして食べられたもんではないのですが…

鮮やかに花開き実を結ぶのは、とうが立った後なんですよね…

果たしてこの言葉がそこまで考えて使われ始めたのかはよくわかりませんが。
だとしたら、なんか、ロマンチックだなぁと思います。

岡村

ソラマメ

いつもより春が来るのがちょっと早い気がします。

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雪よけトンネルからソラマメを出してやりました。
寒いながらも枝分かれをしてじわりじわりと大きくなっています。
ここからグングン来るので、支柱を立てて支える準備をしておくのと、枝分かれしすぎないように余計な芽を摘んでやります。

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枝が多ければ良いというわけではなく、ある程度絞ってやって鞘が大きくなるように。お豆に栄養がいくように。この辺はバランスです。むずかしー(*´ω`*)

追伸

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子ヤギが産まれました♪

岡村