月別アーカイブ: 2019年5月

田んぼに米ぬか

田植えをほぼ終えた農楽舎。

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農薬を使わない田んぼでは、散布機を背負った鈴木くんと光晴さんが米ぬかを撒いています。

無農薬田んぼにとって、この米ぬかが除草剤の代わりになってくれます。

田植えしたばかりの田んぼには草の姿は見あたりませんが、実は雑草の種がいっぱい。
米ぬかが田んぼに入ると、田んぼの微生物が米ぬかを食べて爆発的に増えます。そのときに酸素をたくさん使うので、田んぼの表面は酸素の薄い状態になります。酸素が無くなると雑草の種は発芽しにくくなります。
そして、微生物の出す有機酸で田んぼが酸性状態になり、雑草の発芽を抑制してくれます。
さらに!この微生物の作用で土の表面がトロトロになって雑草の種が沈み、さらに発芽しにくくなる、らしいです。

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米ぬかはそのまま散布すると風に乗ってどこかへ消えてしまうので、しっかり田んぼの中に入ってくれるようにペレット状にします。散布の際に多少崩れるので作業後はぬかまみれ。人間ぬか漬けができます。
ちなみに無農薬田んぼ全部で2トンの米ぬかを使います。
ありったけの米ぬかをかき集め(10キロの玄米を精米して出る米ぬかは約1キロ)、ペレットを作る機械で雨の日などにコツコツコツコツ作り続けました。

しかし…しかし、ここまでしても生えてくるのが雑草。
その強さを見習いたいくらいです。
まもなく手押しの除草機を使った除草機回しが始まります(*´ω`*)
田んぼの中をくまなく歩き回るので、終わった頃にはヘトヘト。 それでも体力的に手で取るよりはずっと省エネ。
がんばるぞー(*´ω`*)

岡村

コウノトリ

コウノトリが飛来しました~
と、毎年ブログで報告させて頂いていると思います。今年もやって来ました!
しかも今年はめっちゃいっぱい!!
飛来回数も数えきれず、飛来数も1羽ではなく一度に数羽の目撃も何度かありました。

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私も4月にはスナップエンドウを収穫しながらコウノトリ3羽が餌を探しながら嘴をカタッカタッカタッと鳴らすのを聞くことが出来たりとなんだか感動でした。コウノトリは1日に500グラムの餌を食べるそうですがそれはカエル何匹分なのでしょう?

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コウノトリが何度も飛来するというのは、私達の田んぼがコウノトリがたくさん来ても大丈夫なくらいたくさんの生き物が暮らしている田んぼであるということの証明なのでそこがとても嬉しいですね☆
投稿者:今日4年ぶりに田植えの補助をした山川

子やぎの成長

3月に産まれた子やぎ
少し前に田(でん)の背?体高?を追い抜きました。「遊ぼうよ~」とタックルされると私はちょっとよろめいてしまう大きさです。
貰い手さんも決まり今月末にはお引っ越しかもなので、只今お母さん離れの練習中です。
お母さんのウメと運動させる場所を変えてみたりとお世話担当中村君が頑張ってくれています。そんな中村君の愛情をたっぷり注がれて育つ子やぎはどんどん自由な子へと

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写真はとある日の終礼中の事務所です。
もう一度言います。
終礼中の事務所です。
問題点はおそらく2つ
1、ヤギが事務所の中に普通に入ってくる
2、ヤギと終礼中に遊ぶ自由人栄一さん
まぁ実は終礼中に写真を撮ってる私も問題かもですが…
自由な子やぎ(と栄一さん)に会いたいという方はぜひ遊びに来てくださいね~
子やぎは人間大好きに育ってますのでぜひ一緒に遊んでたっぷり撫でてあげて下さい。上手に撫でるともっとやって!と前足を使っておねだりしてきて超カワイイですよ(*≧∀≦*)

オマケ1
昨年の春に産まれて近くの営農組合へ草刈り要員として就職した子やぎが立派に成長し頑張って草を刈っているところに遭遇♪
前髪と鼻はお父さんのこたろう似、目ははお母さんのウメ似といったところでしょうか。

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オマケ2
田植え終了まであと一息、光晴さんは目が回るような忙しさのようです…
どんな時でも人を楽しませる精神がスゴい☆

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投稿者:山川

ウドの収穫

今年は4月の寒さの為か昨年よりも10程遅くウドの収穫を迎えています。昨日も小浜のハーツわかささんに出荷しました。(昨日からニンニクの芽も出荷してますよ!)

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いつもウドを出荷しているとどうやって食べたら良いのとご質問頂きます。
下の方の中心部分はサクサクして甘いので酢味噌あえなど生でがオススメです。
上の方はスライスされた豚肉やベーコンで焼いて食べると美味しいです。
剥いた皮や先端の葉などは天ぷらやキンピラに。
この他にも炒め物やお味噌汁なんかで召し上がる方もいるようです。とにかく捨てる部分なく全部食べられるのがウドの良いところ♪

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そして新芽の部分も実はとっても美味しいんです!天ぷらももちろんですが、サッと湯がいてから刻み味噌と甘辛く炒めるとフキ味噌ならぬウド味噌が完成~ご飯のお伴に最強です!
投稿者:山川

じかまき

朝、研修一年生の鈴木くんに呼び止められました。

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「ボーダー以外の服も持ってます!」

12日のブログの内容に誤りがあったようです。
失礼しました☆

さてさて、田植えも3分の2が終わりました。
早めに植える早生(わせ)品種とそれ以降に植える中手(なかて)、晩稲(おくて)品種の間に、たーくさんの直まきがあります。

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籾を直接田んぼに播く技術です。
白いのは白米だからじゃなく、コーティング剤。トロトロの田んぼに直接播くと発芽に必要な酸素が足りなくなるので、酸素発生剤で包んで発芽を助けてやります。
育苗に手間と時間とたくさんの土の必要な従来の田植えよりもはるかに省力・低コスト!
しかも植える際苗継ぎもいらないので圧倒的に早く終わる!
ですが発芽のできる環境を整えて雑草に勝たせる技術と、圃場にある程度の条件がいるため、リスクは田植えよりも高いです。

たとえば代かきがうまくいかず田んぼが凸凹だと水の抜けない部分はまったく生えないなど…。

田植え機のアタッチメントを直まき用に替え、水を抜いて種まきをします。

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田植えも後半戦。
みんな頑張ってます。

岡村

農村レストラン オープン ~若狭・三方五湖ツーデーマーチ休憩ポイント~

令和初の 農村レストラン オープンいたします!

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5月18日(土) 10 時~

 

メニューは
◎炊き込みご飯
◎味噌汁
◎漬物
です。農楽舎産の無農薬 コシヒカリ 使用また
農楽舎産大豆とお米を使った自家製味噌の味噌汁で 元気モリモリになってください。
 
若狭・三方五湖ツーデーマーチの20㎞と40㎞コースの休憩場所となります。
重たい弁当担がず、農村レストランを利用して昼食休憩にいかがですか?
ツーデーマーチご参加の方もそうでない方も皆様お待ちしております。

   

↓若狭・三方五湖ツーデーマーチ情報
 http://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/kankou/topics/
※食材の都合上、メニューを変更する場合があります

※天候により開催を中止する場合があります

   

担当:八代

ジャガイモ土寄せ

敷地内に生えている梅の実が大きくなってきました。

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田植えの合間を縫ってのジャガイモ土寄せ。
肥料をまいて耕うん機で起こした柔らかい土をかけ、イモをつきやすくします。

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研修一年生の鈴木くんにしてもらいました。
最初はぎこちなかった耕うん機の操作も畑が一枚終わる頃には手慣れた様子でこなしていました。
ところでお気づきの方はいらっしゃるでしょうか。
ブログに登場する鈴木くんがボーダーのシャツしか身につけていないことを。
それもそのはず、持っている作業用の服はぜんぶボーダーだそうです。
そういうこだわりなのかと思ったら、洋服そのものはすべてお兄さんから譲り受けたもののようで。
洗濯機は使わずすべて手洗いしています。
農楽舎に来て一月半。まだまだミステリアスな部分の多い鈴木くんです。

暖冬の影響で冬に生き延びたサルが多いせいか、今年はサルが多い。
農楽舎のタマネギやジャガイモもちょこちょこ被害に遭っています。
サルはイノシシや鹿対策に使うような囲いでは簡単に突破されてしまううえ、頭がいいので音やカカシなどちょっとやそっとの脅しでは効きません。
そこで下島じいちゃんの考えた作戦がこちら。

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どこからか持ってきた昭和を感じるカットモデル用首マネキン。それにうまいこと作業着の体をくっつけたダミー人形。
軽トラに乗せることによってサルに「もしかして…」と思わせる効果が!あるようなないような。(何度か見破られました。こまめ駐車位置を変えることで効果あり?検証中。)
近くを通る人は確実に驚かせています。

岡村

日本仕事百貨さんにてご紹介いただいております!

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昨日5月9日より
「日本仕事百貨」さんのHPにてかみなか農楽舎を紹介いただいております。
とても素敵なHPで
他の記事も魅力的なHPです。是非一読ください!
https://shigoto100.com/
なお期間限定の2週間です。
取材いただいた担当者様からHP掲載に至るまでの諸事務をお手伝いい方…
関わっていただいた方すべてが素敵な方ばかりで、良いご縁いただきました。
日本仕事百貨を運営されていますシゴトヒトの皆様本当にありがとうございました。
担当:八代

続々・田植え

田植えは続きます。

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研修1年目の鈴木くん、この日は補助。
田植えは基本的に2人でやっています。田植え機を動かすオペレーターと、苗つぎや肥料を準備する補助。
補助の人は田植え機の動きをなるべく止めないように補助をして、オペレーターは補助をしやすいように田植え機を動かす。
オペレーターと補助を両方経験することによって、それぞれの立場にとってどう動けばスムーズに進むかがわかります。
なので田植え機に乗る日もあれば、一日補助の日もあります。

一方研修2年目の中村くんは田植え機をはめました。

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田んぼの深いところにすっぽりいってます。
救出に山本さんが駆けつけてくれました。毎年誰かしら機械をはめるので、助け慣れしている山本さんです。
そしてこの田植え機は歴代研修生などの手により散々はまり倒している田植え機です。
度重なる救出により各所パーツが取れ、まるで歴戦の戦士が己の傷痕を勲章とするようにベテランの風格を醸し出しています。

田植え機はトラクターで引っ張り上げほどなくして無事に脱出。
深い場所も臆せず通過してはまったことがなく、人が植えない場所も植えてしまうことから「怖いもの知らず」の名を欲しいままにしていた中村くん。
山本さんも他の場所で田植えをしていたため、救出作業による全体的な時間のロスを目の当たりにし少し凹んでいた様子でしたが、この経験を基にはまりそうな場所とそうでない場所を見分け、また一段と田植え機の運転がうまくなるはずです。
お疲れ様でした。

岡村

続・田植え

5月らしい晴天☀️

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研修2年目の中村くんは田植え機のオペレーターです。連休利用でいらしたインターンの方と一緒に❤

「今年この田植え機乗るの初めてなんすよ…」

と言う研修2年生の中村くん。
色々できるようになったとはいえまだまだ2年目。田植え機を前にしてなんだか不安げに見えました。
これは先輩として教えてあげねばと。

「この田植え機はスピードをダイヤルで調節するタイプだからアクセルは基本ベタ踏みでい「あそれは大丈夫っす」

あえなく食い気味で返事をされました。
わかっとるやないかい!とほんのりヘソを曲げながらも苗の補給をしつつ見守ること一日。

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不安げな眼差しは私の気のせいだったのか、危なげない運転だけでなく苗の詰まりなどの不調にも気づいて対応。
確実にできることが増えていく中村くんでした。

岡村