月別アーカイブ: 2018年9月

柿で二日酔いに勝つ

今日は一日雨。
トウガラシ吊し干しの準備として、葉っぱをむしっていました。

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雨の日のコツコツ作業はラジオや音楽があったほうが捗ります。
一人で作業しているときは寂しくなりますし、人と一緒にやっているときにはおしゃべりもできますが、数時間に及ぶ作業で手を動かしながら雑談をしていると脳みそがオーバーワークをしているようで、たんだん頭が疲れて痛くなってきます。
幸夫さんは落語が好きで、今日は春風亭昇太の落語を聞いていました。

農楽舎にいるとほんとうによく頂き物をします。

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今回は近所のおばあちゃんから頂いた柿。
この時期はどこの家にも柿の実が成り、人々の小腹を満たしています。
柿といえば、知り合いのおじいちゃんから

「柿はうめーんやけど酒飲みながら食べると全然酔えん」

と聞いたことがあります。
調べてみると柿のポリフェノールがアルコールの吸収を阻害し、ビタミンCとカリウムがアルコールの排出を促すそうです。

なんとありがたい果物。
米農家は稲刈りが終わった途端に様々な会合、研修会、交流会があるため、お酒を飲む機会が増えます。
話は弾み、秋が深まるほどに美味しいものも増えてくるので、お酒も進む進む。

柿の効能のことはしっかり心に刻んで秋を楽しみます(*´ω`*)

岡村

トウガラシ収穫

台風前最後の快晴。

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トウガラシの収穫をしました。
出店販売の際に彩りを添えてくれる名脇役です。

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そんなに量もないので秋晴れの中山川さんと二人でパパッと終わらせてピーマンの台風対策へ🌼

一方お米の方は…
まだ天日干し乾燥のの終わらない稲は、稲木ごと倒れないよう、かけ方を変えました。

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どうかけたら風に負けないのか、考えながら…。
段数を低くして、風が通るようにスキマを開けてみました。
台風は今回も強いようですが、果たしてどうかな…

岡村

天日干し刈り取り終了

天日干し作業も今日がラスト。

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最後は山本さんと幸夫さんの手により刈られました。
9月上旬の、最初に刈った天日干しの稲は脱穀作業。稲から籾のみ取り外しました。

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例年ハーベスターという、脱穀専用の機械を使っていましたが、今年はコンバインを持ってきて脱穀しました。
ハーベスターはまず専用の袋に籾が入りますが、コンバインはコンバインのタンク経由で軽トラの籾運搬用タンクを使って直接籾すり機に入れられます。人の手で袋をヨッコラショと籾すり機に入れる必要が無いので楽ちんです。

コンバインを使った収穫では田んぼに生えてる状態からすぐに籾にして半日で乾燥させ出荷する玄米に仕上げます。一方天日干しは稲わらごと一つ一つ束ねて20日ほどかけて乾燥させます。
手間はかかりますが炊き上げたときの香りの強さがハッキリわかるほど違います。
(毎年書いてる気がするこれ…。)
調べると乾燥させているときにもまだ稲は生きていてわらの成分が籾に入るから…等々諸説あるみたいです。
比べると違いがよく分かる、確かに美味しい天日干しです。

岡村

キュウリから始まる朝

朝礼のため事務所に入ったらいきなりキュウリ。

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下島じいちゃんの育てているキュウリが実を付けたそうで、二品種食べ比べから始まった朝でした。

稲刈りも後半戦。

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私たちの相棒、もみ殻撒きのマクーラが
あわや故障者リスト入り。
使い続けて早何年になるのか…。
稲刈りシーズンは毎日マウンドに立つマクーラ。
マクーラ、マクーラ、雨、マクーラ。
色々な場所に小さな歪みやヒビが入っており、そのたびちょこちょこ直しながら使っています。
今回も何とか使えるようにできました。

一方畑では生えそろってきたにんじんの間引き。

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夏からほぼ途切れることなく複数人来ていたインターン生も今はひとり。
沢山来てくれてにぎやかなのも楽しいですが、ひとりとじっくり穏やかに作業するのもまた楽しいです。

岡村

体育祭でした

昨日は地区の集落対抗体育祭でした。
長雨が続く中、会場内の誰かの日頃の行いがめちゃくちゃ良かったのでしょう。一日晴天。
時期が時期なので稲刈りもしつつ、出場するプログラムの時間だけ会場へ行き、走る。というのが毎年の恒例です。
私もコンバインを転がす合間に大玉も転がしてきました。

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各集落白熱する中、私たちの集落はどちらかというと「勝つ」ことよりも「みんなで楽しむ」ことを大事にしています。
勝ちにこだわらない、肩の力の抜けた感じが功を奏したのでしょう。結果は見事総合1位!(※下から数えて)

そんな中で研修生1年目の中村くんが2000m走の種目で一番を取りました。
体育祭慰労会の会場である集落の公民館には黒板いっぱいにチョークで「中村くん優勝!」の文字が躍り、1位の人に送られるトロフィーが前の方に堂々と飾ってありました。(9/25訂正:トロフィーは花形種目、集落対抗リレーで1位を取ったときのものだったそうです。)
皆さん喜んでくれて、なんか、あったかいなぁと再々再々再度くらい、実感しました。

さてさて、運動会前日下島じいちゃんが洗った枝豆は、無事当日じいちゃんの手により茹でられました。

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「男子厨房に入らず」世代のじいちゃん。
男性は家族の生活費を稼ぎ、女性は家事育児により家庭を支える。
そんな時代を生きたじいちゃんですから、お勝手の勝手は専門外。紅茶のありかがわからないどころの騒ぎではありません。
あまりに珍しいものを見た気がして、

「下島さんの茹でる枝豆生まれて初めて食べます!」

とはしゃいだら

「枝豆茹でるのはやったことあるよ」

とたしなめられました。
意外と台所立ってるみたいです。

「塩がきかんなぁ…」と呟きながら延々と鍋に塩を入れ続けたじいちゃん。
悩みながらの枝豆茹では、バッチリの塩加減で運動会場の皆さんに喜んで頂けたようです。よかった!

岡村

お宮さんの田んぼ

綺麗な青空の日でした!

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今日は光晴さんがコンバイン。

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お宮さんを見上げるように並ぶだんだん田んぼ。
除草剤を使わず育てるコシヒカリ「晴れ光」の田んぼです。

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田んぼの中をくまなく除草機を押して歩き、雑草を抑えました。
光晴さんにとって思い入れのあるお米です。
景色の良い中、本日も無事刈り終わりました。

そして水道場では…

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大豆洗いじいちゃんが出現。
大ざるにたっぷり3つ洗っていました。
なぜこんな大量に…と眺めていましたが、そういえば明日は地区の運動会でした。
なるほどね!

そしてそして明日は上賀茂神社手づくり市
上賀茂神社にて9:00~16:00!
皆さんぜひお越しください(*´ω`*)

岡村

天日第二弾

小雨ぱらつく中天日干しの稲刈り第二弾。
今年は本当に切れ間無く雨が続くのでなんとも稲刈りがしづらく困ります(´..`)

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去年農楽舎を卒業した伊藤くん。
集落のお祭りから今週末の地区体育祭まで滞在しています。
さすがのバインダーさばきで刈り取りを手伝ってくれました!
ついてる光晴さんも嬉しそう。

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長雨で少しぬかるむ田んぼ。みんなで協力して無事刈り終わりました!

その夜…
キッチンで仲良く謎の黒い塊を削る研修生二人…

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おそるおそる聞くと、凍ったあんこが冷凍庫から見つかったので、なんとか溶かそうと削っていたようです。
そういえば冬に大判焼きを作ったときの余りがあったなぁ…(・∀・)

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先日の放生祭で頂いて凍らせてあったお餅を使って、二人でおしるこを作ってくれました。
美味しかったです。

岡村

稲刈りは続く

今日は雨雲に追われるように午前中で打ち切った稲刈りですが、昨日は秋晴れの中できました。

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抜けるような青空の下、研修1年目の中村くんも上手に乗れるようになりました。
乗るのも2回目くらいだというのに勘が良いのか、車体感覚が掴めています。
自分が乗ったときにキャタピラーがどこにあって、どこまでならぶつからず後ろに下がれるのか。
5条刈りの大きなコンバインです。運転席からは足元の稲が見えないので、方向転換するときに稲を踏んでしまったり、逆に気をつけすぎて遠回りになって効率が悪くなったりしがちなのですが…。
なんだか上手くいってるので、自分が研修1年目のときのてんやわんやを思い返し、才能に嫉妬!(笑)

そんな昨日とは打って変わっての曇り空そして雨。本日の稲刈り後、ドロドロのコンバイン洗浄の返り血ならぬ返り水と雨で着ているカッパをびしょびしょにして帰ってきたら、下島じいちゃんが枝豆をむしっていました。
沢山取れたので集落内全戸配布したそうです。戸数は少なめであるとはいえ40件ほどあります。お疲れ様です。

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私たちもご相伴にあずかりました。
光晴さんが茹でてくれました。

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岡村

上賀茂神社手づくり市

夏の間、出店出来ていなかった京都・上賀茂神社さんで開催される手づくり市へ今月は出店いたします!
☆9/23(日)9時~16時☆
出店担当は山川と農楽舎をこの春卒業した佐藤とです。
たっぷりの夏野菜はもちろんですが、新米あきさかりを持って出店いたしますのでお楽しみに~

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投稿者:山川

ありがたいことに農楽舎にいると本当に頂き物をすることが多いです。
本日お世話になっている方から頂いたのは、たくさんの小鯛。
研修生をはじめとした住み込みで回す食事当番。今日の当番は私。
恥ずかしながら私岡村、ニワトリとイノシシは捌けるようになりましたが、未だ魚は捌けません。
なので釣り人光晴さんにヘルプを頼みました。

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農楽舎で暮らす研修生はみんな自分が普段料理することのない食材に挑戦する機会がやってきます。
中村くんも光晴さんに教わりながら小鯛を捌くのに挑戦。

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元々食に興味のある中村くんなので、目つき真剣。飲み込みも早い。
私も教わって捌きましたが、丸のままの鯛に触るのは生まれて初めてで、ウロコとヒレの固さに驚きました。
ウロコ取りでウロコをゴリゴリ剥がしているときにうっかり手を滑らせるとヒレの骨が手に刺さる刺さる。
そして小骨も細かいので毛抜きで一つ一つ身を確認しながら抜いていきます。
小浜名産の小鯛の笹漬けを作る人の大変さがよくわかりました。まさか農楽舎で小鯛の笹漬けを作る人の苦労がわかるようになるとは。

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後で自分で料理するように2尾キープした山川さんも、どういうふうに捌くのか見学に来ました。

捌いた鯛は塩焼きと甘酢漬け、そしてアラをアラ汁にしていただきました。
みんなで喜んで食べました。大変美味しかったです。美味しすぎて料理の写真を撮るのを忘れるほどでした。
ありがとうございました😌

岡村