月別アーカイブ: 2019年6月

出るツノは切られる

日なたと日陰のコントラストがクッキリしてきました。夏ですね☀️

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食事兼草取り中のこたろうの向こうには草取り中の光晴さん。

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稲の株がしっかりとしてきたので、6連除草機始動です。
手押し式よりもはるかに短い時間で終わりますが、機体が圧倒的に重い。ターンのときは結構大変。一長一短(๑'ᴗ'๑)

さて、夏にさしかかりこたろうの角も伸びてきました。
こたろうの角はクセがあり、伸ばしたままにしておくとくるっと曲がって自分の頭を傷つけてしまいます。
なので年1回ほど角を切る必要があり、今年も嶺南振興局のNさんに来て頂きました😌畜産分野で経験を積んでいる方なので、手慣れた様子でこたろうを壁ドンならぬ木ドンし、暴れて自分たちもこたろう自身もケガをしないように固定。
光晴さんと私を補助に加え、専用のノコギリで切り始めました。
角に神経は通っていないので、切られても痛くは無いはずなのですが、尋常ならざる状況に本気で嫌がるこたろう。

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ここでビビって手を緩めるとかえって時間がかかり、こたろうのストレスになってしまいます。
そこはさすがのNさん、臆せず手早く切ってしまいました。畜産の方はそこのとこ肝が据わっててすごいなぁと思います。
終わった後、労いの言葉をかけながらこたろうを撫でる手が誰よりも優しく、家畜愛を感じました。

ありがとうございました☺

岡村

卵の話

先日、ブログに載せた卵塊とおぼしき枝に付いた泡。

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生き物に詳しい知人に確認、やっぱりモリアオガエルの卵だそうです。
農楽舎の側にもいるんですね~
そして、泡の塊からオタマジャクシは孵ったようで1センチ弱のオタマジャクシが泳いでいるのが確認出来ました。が、春先に田んぼにいるのよりも泳ぐのが早い?!写真を撮ろうと近づくとすぐに隠れてしまい写真が撮れません。

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ということで、農家の卵・研修生鈴木君の写真を☆
農楽舎に来て初めての出店販売、それも大阪と京都の2連チャン!売る事の面白さを感じられたようです。

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もう一人の農家の卵・中村君は課題作物サツマイモの除草をお手伝いに来てくださった卒業生と一緒に。

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初夏らしい空の色になってきてだいぶ日中は暑いので、二人とも体調を崩さずに頑張って欲しいです!
投稿者:山川

出店情報

数ヶ月ぶりになりますが今週は、大阪・北千里駅前での若狭うまいもんフェアと京都・上賀茂神社での手づくり市に出店します。
今週は新ジャガ、新玉ねぎ、生ニンニクと掘りたての野菜と産みたて卵、そして毎年好評のミディトマトをもっていきます。

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お米のPOPも新しくしたのでぜひご覧下さい。両日共に山川&鈴木がお待ちしております!

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若狭町うまいもんフェア
大阪府吹田市北千里駅広場
6/20(木)9時~15時

☆上賀茂手づくり市
京都市北区上賀茂神社
6/23(日)9時~16時
投稿者:山川

これなんだ?

蛍が農楽舎の周りでも飛ぶ季節になりました。夜にはキレイに光る蛍、昼間にその姿を見たことはなかったのですが、今日はなんと水道の側にいるのが発見されました!虫が大好きな子どもは大喜びです。

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田んぼの生き物図鑑で調べてみると、どうやらヘイケホタルのようです。

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さて、この図鑑でもうひとつ調べたいのが草刈り中に見つけたコレ。

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農楽舎から一番近い山沿いの田んぼ。山から中畔にせりだした笹の枝に着いた泡の塊。大きさは私の握り拳より少し大きめでぜんぶで5個くらい。まさかあの有名なヤツの卵?!
ってことで図鑑で調べるとやっぱりそうなんですかね?カエルが苦手なのであまりしっかりページが見れて無いんですが、かの有名なモリアオガエルの卵塊と特徴はそっくり!!
いつも見かける緑のカエル、ニホンアマガエルシュレーゲルアオガエルだと思ってたけど、たまにやたらと大きいな!って思うのがいるんですけどあれがまさか??うーんカエルが苦手なのでちょっとこれ以上は私にはムリなので誰か詳しい方に確認に来て欲しいです。
投稿者:山川

除草機回し

無農薬田んぼの草対策が始まりました。
除草機を使って田んぼの中を歩き回ります。
農楽舎では植えてから約一週間ごとに除草機を三周かけて、稲を雑草に勝たせてやります。

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エンジン付きで6条一気にできる機械もあるのですが、いかんせんパワーが強く、まだ稲の小さい初回は稲まで抜いてしまうので、オール人力のエコな道具を使わざるをえません。

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手押しタイプの2条の除草機です。
自身の歩調に合わせ、リズミカルに押して歩きます。
最初はテンポを掴むのが難しく、片道で息切れするくらいハードに感じますが、除草機と息が合ってくると意外に疲れずサクサク進みます。
それでも半日でヘトヘトになりますが…

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除草機を走らせると田んぼの外からは見えないくらい小さな草がたくさん浮いてきます。浮かせて退治するのが目的で、草の小さいうちにしないとあまり効果が望めません。
草を見ずして草を取る、です。

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ただただしんどいようにも思えるこの除草機回しは、疲れるばかりでもありません。
いつも使う農業機械と違ってエンジン音が無く静か。除草機の立てる水音に耳を傾けながら一定のリズムが整うと、歩みを進める自分自身の気持ちも整うようでなんだか清々しい。
まるでゆっくりマラソンをしているように体中に酸素が行き渡り、足下のオタマジャクシや山に囲まれた田んぼの風景がいつもより鮮やかさを持って目に飛び込んできます。
悪くないぜ、と作業の後の写真の笑顔が物語っていますね。

岡村

田植え体験&草取りイベント

梅雨らしい天気の続いた週末でしたが体験でたくさんの方にお越し頂きました。
土曜日は地元の小学生との田植え体験。これが今年本当に最後の田植えです。一年生の頃から毎年農楽舎でお米作りと冬の加工体験に来てくれていて今年で4年目。年々上手になっていたので、今年は私は教えるだけで手伝わない宣言!

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田植えの行程を確認した後は、枠回しから苗運びまで全部自分たちで頑張りました。

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ちょっと曲がってしまったりもしましたがきちんと全部植え終わりました。
最後には一人で枠回ししてくれる子もいて大きくなったんだなぁと成長を感じました。

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小学生の小さな体で大きな枠を回すのは大変だったと思います。でも、来年には何人かには身長を追い抜かれてしまいそうな勢いなので来年も私は何もしなくても大丈夫そうです!

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日曜日には田植え・草取り・稲刈りと続くお米作りイベントの第二回草取り&梅もぎでした。田植えに続いて来て下さった方や今回から参加の方に加えて大学生が10名以上参加してくれて賑やかなイベントとなりました。
大学生の力を借りて草取りも無事全部終了。子ども達は虫やカエルに夢中でした。卵を背負ったコオイムシのお父さんも見つけてくれました。私は本物を見るのは初めてだったので超感動でした♪やっぱり無農薬田んぼは生き物がいっぱいで面白い!!
投稿者:山川

農村レストラン

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6月11日(火)
11時50分~14時くらい
10食ほど限定で 「デリカわっかハム工房」さんがのホットドッグ&飲み物
の農村レストランがオープンいたします。
事前予約を優先になりますので、ご希望の方は
 
090-1248-9078  デリカわっか 香川さんまで!!
お待ちしております。
担当:八代

6月ですね

気が付けば田植えも空豆の収穫も終わり農楽舎では草との戦いが始まりました。
1ヶ月前に草を刈ったはずの場所ももぉ早く刈らないといけない状況です。

草刈りをヤギ達も頑張ってくれていますが、暑いのが苦手な彼らは木陰の草刈りに精を出しています。

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そんなヤギの頭の上にはジューンベリーが実っています。下の方はヤギが食べてしまうので、上の方を鳥と競い合いながら収穫。

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冷凍しておくといつでも美味しいジャムが作れるのです♪

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無農薬田んぼの中も草が伸びているので今週末に草取りイベントに参加予定の皆様は覚悟をしていえっ楽しみにしてお越しください。私達も手伝って頂けるのを、いえっお会いするのを楽しみにお待ちしております!
投稿者:山川

「若者力」 が本になりました

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(写真:HPより引用)
日本農業新聞が展開したキャンペーン「若者力」で
2017年から1年程取材された記事の第1弾に農楽舎を取り上げていただき、1面に掲載いただきました。
あれから…
全国各地の若者力を取材されよりすぐりを選び今回本として出版されております。
「若者力」筑波書房 さんから  税別2,000円
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_81190555/
その表紙がなんと農楽舎メンバーの写真です。
そして本の中の
第8部 若者力
1 「かみなか農楽舎」が未来を変えた─若狭町の挑戦
も記載いただいております。
ぜひ本屋さんへ!!
担当:八代

サツマイモを植えました。

畑にサツマイモが植わりました。

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今年は研修二年生の中村くんが自主課題として取り組むサツマイモ。二年生は米をメインとしてサブで野菜に取り組むことが多いです。
植えたのはベーシックな金時とわりと新しめ品種の紅はるか。干し芋用のイモも植わっています。
合計約1000本の苗はとても一人で植えきれるものではないので、みんなで定植。

どういう風に計画を立て栽培して売るか、が一番大事なところではありますが、実はみんなに手伝ってもらうことそれ自体が自分のためになったりします。
イモ苗植えで言えばどこに何をどういう間隔で植えるか。みんなにわかりやすく伝えると共に、作業の手が止まったり間違ったりしてまわないように。
慣れている人に手伝って貰うときでも(逆にそういう人のときほど)思い込みで希望とは違うやり方をされてしまったりするので(笑)、自分の頭の中の設計図を伝えて作業をスムーズに進めてもらうのはけっこう大変。
手伝ってくれる人が多ければ多いほど準備が必要です。当たり前のようでいて、慣れるまでは難しい。
中村くん自身想像していた以上に段取りが必要なことに気づいたようで、準備が間に合わずはじめ苦労していましたが、なんとかリカバリーして予定通りばっちり植わりました☆

県内の大規模農場へ研修に行ったときに見たことや教えて頂いたことを生かせたようです。やったね(*´ω`*)

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植わっていく畑を眺めながらの一服最高でした!
去年はイノシシにやられて全滅したサツマイモ。
今年、雪辱戦です。

岡村