田植えも中盤戦。
これからの数日間はカルパー直播(ちょくは)のターン。
田んぼの水を抜いてから種籾を直接田んぼに播く農法は、育苗の手間や場所がとられず、さらに植えている途中での苗つぎも不要なので、超・省力的!
一方で田んぼ全体の傾きの都合で水が残る部分があったり、田んぼの凸凹で水たまりができてしまっていたりすると、発芽不良を起こします。
そこで種籾に酸素の供給を助けてくれるのがカルパーコーティング。
それでも酷いと水が溜まった部分には何も生えないときもあるので、田んぼを均平にする技術が求められます。
また、雑草との生存競争もし烈を極めるため、除草剤を効かせるタイミングや水の管理もシビア。
このため農楽舎では苗を自社でできる分だけ作り、残りは直播という方法をとっています。
大規模な面積を作るには欠かせない。でも、けして良いことばかりではない直播です。
快晴の中の直播。
種を落としたそばから埋める仕組みになっているので、残るのは田植機の通った跡のみ。うっかり種播きボタンを押し忘れると知らぬ間にやがて訪れる大惨事。刈り取るその日まで毎日一直線にはげた田んぼを見ることになります。恥ずかしいので避けたいところ。
直播、良いことばかりではない。
一生懸命植えていたらなんだか前のフレームが取れました。(ひとつ前の写真、よく見るとすでに兆候があります。)
針金で固定して応急処置。なんとかこの日のノルマは達成!
明日もどんどん植えます🌿
岡村
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