知りたいコンバイン

今週より機械メーカーさんへコンバインを持ち込み、メンテナンス&研修をしてもらっています。コンバインのこと、もっと知りたいです…。

あれやこれやのパーツを外して洗浄。チェーンやベルトや入り組んで複雑なので、洗浄ひとつとってもコツがいる。

自分で洗うと、きれいにしたつもりでもちらほら磨き残しが。手の及ばなかった部分はプロにやっていただいて、完全に仕上げはお母さん状態。

ホースの当てかたや気にするべきポイントなど、勘どころをきっちり抑えた仕事、見るだけでも勉強になります!

洗浄のための簡単な分解をするだけでこんなにボルトが。外してみて初めて『こんなのついてたんだ…』と気づくほどの鉄の板。曲がってたり、大きかったり、小さかったり、たくさん。

パーツごとに分解してみると、ひとつの機械としてしか見てなかったコンバインが、膨大な量の部品を組み合わせて作られたものだとわかります。

これを作るまでに、設計した人がいて、組み上げた人がいて、鉄やプラスチック、ゴムを加工した人がいて、そもそもの原料を作る人がいて…

当たり前に乗るコンバイン。たくさんの人の手を経て、スイスイ稲が刈れている今があるんだなあ、ということに気づいた冬の昼下がりでした。

ほうぼうに感謝がつきません。

岡村