帰省の道中

例年になく予定通り大掃除が終わり、年末のもちもつきたおして、今は故郷の埼玉に帰る新幹線に乗っています。

故郷といっても両親とも田舎から出てきて埼玉に居を構えた核家族世帯なので、派手に親戚が集まるようなことはありません。

若狭町のひとたちは、どちらかというと都会に出た家族を迎える側になるので、皆家の準備に買い出しにと、とても活気づいています。

犬の散歩などで夜に集落を歩くと、どこの家もいつもより電気のついている部屋の数が多くて、にぎやかでいいなあと思います。

ハウスの野菜たち、いつもは「早く育て」と念じながら世話をしています。でも年末年始は出荷できないので、なるべく育たないでほしい。

若狭町に戻ってハウスに入るのが少し恐いです。

高齢用の餌を食べるようになった田(でん)。犬だけじゃなくて、ウサギもニワトリも年末年始は光晴さんと務さんの地元組で世話をしてくれます。お世話になります。

家族に渡す餅や友達に渡すおみやげなど、荷物はたくさん持ってきましたが、心はだいぶ置いてきました。

岡村