段々春が近づいてくるのを感じるこのごろ。
研修生の伊藤くんが田んぼの排水口に使う杭を作っています。
角材をナタで加工して尖らせるのですが、苦戦している様子。
「光晴さんに教えてもらったんですけど、なんかうまくいかないんすよー」
伊藤くんの傍らにはガタガタの杭が何本も並んでいます。
地面にには刺さるだろうけど、ハンマーで叩くのに力のたくさんいりそうな仕上がり。
そこに一本だけ、ドラキュラも倒せそうなほどに尖る杭を発見。
「なんすか、え!?これ俺じゃないっすよ!誰すか!」
はしゃぐ伊藤くん。
もちろんみんなのじいちゃん下島さんの仕業。
自分の作った杭をこっそり混ぜて驚かせるという茶目っ気たっぷりのじいちゃんです。
手ずから丁寧に教えてもらい、
伊藤くんは上達したのでした。
岡村