月別アーカイブ: 2018年9月

お祭り本日

集落のお祭り、放生祭(ほうじょうさい)でした。
生きとし生けるものに感謝する祭りです。

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集落の男性はお揃いの浴衣を着て集落の入り口から一番奥のお宮さんまでねり歩きながら演奏し、お宮さんの中で再び演奏・奉納します。
この日のために2週間笛や太鼓を練習してきました。

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親戚関係も集まって、大人も子供もついて歩きます。
道中何枚も写真を撮りましたが、何気ない一瞬に写る皆さんの顔は笑顔ばかりでした。
奥に行くにつれだんだんと日が暮れ、提灯の明かりを頼りに太鼓を叩きます。

長雨が嘘のように晴れ、奉納中には少しだけ降られましたが無事滞りなく祭りを終えることができました。

楽しい雰囲気の中終わったのが昨日。
男性陣は今日も片付けからの打ち上げということで、研修生の義浦くんも中村くんも楽しそうにしています。
先ほど途中で帰ってきたかと思えば、いそいそと麻雀牌と雀卓を軽トラに積み込み戻って行きました。
去年卒業した伊藤くんも祭りに参加するために千葉からわざわざ舞い戻ってきてくれました。

いいなぁ、楽しそう。

岡村

じいちゃんの秘密基地

下島じいちゃんがまた何やら作っています。

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敷地の地面から10センチほど突き出していた、直径約15センチの謎の鉄パイプを切断し、切った後に子供などがうっかり落ちないように蓋を溶接でハンドメイドしていました。
鉄パイプが生えていた場所は、人よりむしろトラクターなどの機械が頻繁に出入りしていて、運転するとき絶妙に邪魔な場所でした。
タイヤを痛めるかもしれないというプレッシャーが軽減されました。
取締役を6月で引退したじいちゃんですが、農楽舎に毎日来て持ち前の器用さと技術であちこちの修繕をしたり、棚などを作ったりしてくれています。

そんなじいちゃんの自慢の庭。
たぶん今改造中。

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各所に味わいの違う岩が配置され、様々な植物の生える横でゆったりと鯉が泳ぐ庭です。
こちらすべてじいちゃんの手作り。
初めて見たときは思わず
DIYにも程があるだろ!」
と叫んでしまいました。
岩は沢歩きでめぼしい岩を見つけて拾ってくるそうです。石拾って帰ってくる小学生にタイム風呂敷をかけたらじいちゃんが出てくるんだと思います。
木は卒業生の引っ越した家などに生えている木を交渉して貰って帰ってきています。ダンプとユンボで。(卒業生もたいていは持て余しているので喜んで譲っているみたいです。)
絶えず試行錯誤をしているらしく、たまに岩や生えている木が増えたり減ったりしています。
動物を飼うのも大好きで、鯉だけじゃなく水槽にグッピーも飼っています。
童心を持ったまま、年を重ねた経験と馬力と顔の広さと交渉術で秘密基地を作り続けるじいちゃんでした。

岡村

お祭り練習

稲刈りの終わった夜。
農楽舎の男性は集会所に集まって笛や太鼓を鳴らしています。

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今週末に控えた集落のお祭りで奉納するため、2週間練習に励んでいます。
集落の入り口から奥の神社まで演奏しながら歩きます。
男子限定❤で、女性は練習には出ずに、本番の日には一緒に歩きます。
研修生にとっては大事なイベントの一つ。
稲刈りで忙しい時期に毎夜練習はなかなかハードですが…。
練習の後には飲んで語らうため、練習前と後では集落の男性陣との親密度が段違いでアップしています。
その後集まる機会がある度に仲良さそうにしているので、ちょっと羨ましくなります(゜◇゜)

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リコーダー以外の笛に初めて挑戦する中村くん。
口伝に近い、カタカナで「ヒャー」とか「ヒョー」と書いてある楽譜(本当に!)とにらめっこしながら11曲すべてを覚えるべく奮闘中。
鳴らすのにコツがいるらしく、音を出すことから苦労しています。
それを見ている研修生2年目の義浦くん。
義浦くんはわりと最初からできるほうだったみたいで、

「やっくんが下手なんじゃ無い、俺が上手すぎたんや」

と中村くんに謎の慰めをかましていました。
見返してやれ!中村くん!

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同じ地区に住んでいるの農楽舎卒業生の藤井さんも、勇ましく太鼓を叩いていました。
研修生時代から数えて若狭町にきて8年目。曲も体に染みついているようです。

岡村

降りそうで降らない

午後から雨の予報でしたが、降りそうで降らない、途中ちょっとだけ降る。なんとも言えない天気。
辛そうで辛くない、でも少し辛いみたいな。ラー油みたいな天気でした。

おかげで稲刈りも進みました。
今日は義浦くんが小学校の裏の田んぼで稲刈り。
研修生2年目ということもあって、
「四角い田んぼは任せてください」
と言わんばかりの風体で刈っていました。
あまりに危なげなく刈るので少しつまんな…、いえ、安心して見ていられました。
無事コンバインの基本的な操作をマスターしたみたいです。

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一方光晴さんは山際の田んぼで稲刈り。
普段元気よく生きているので、コンバインもなんだか弾むように元気に動いていました。
義浦くんはどちらかというと石橋をたたいて渡るような、慎重な操作をするタイプなので、直後に光晴さんのコンバインを見ると、ん?ほんとに同じ機械かな?という印象です。

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田んぼには大きい木の枝やポスト、お風呂マットなど、台風によって飛んできたのであろう色々なものが落ちていましたが、見落とすこと無く、そのつど退かしながら刈れました。
見落としてコンバイン走らせると大惨事です。ああ良かった!

刈り取った籾は続々乾燥機に投入。
投入している僅かなスキを突くように、手近な棒を振り回す光晴さんでした。男子か。

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岡村

稲刈りイベント中止のお知らせ

春から開催している「お米を育てよう~田植え~草取り~稲刈り」
今週末には稲刈りを予定していましたが、お申し込みが無かったため中止といたしました。

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ちなみに、先日岡村さんが投稿してくれていましたが春から「お米を育てよう」で育てていた無農薬コシヒカリは例年にない夏の暑さもあってか予想よりも早く収穫適期を迎えたため先日稲刈りを私達スタッフで済ませておりました。

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今週末イベントではその刈り取った稲の脱穀ともみすりをし、皆でかまど炊きご飯で楽しみたかったので残念(。>д<)
ですが、来年の春までも収穫祭、そば打ち、冬の農村フェスと農楽舎ではイベントが色々ありますのでぜひ、遊びにお越し頂けたらと思います!

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投稿者:山川

秋晴れ

久しぶりに晴れた!でもじきに雨が来る予報!
晴れのうちにできるあんなこと!こんなこと!やっときたい!
と地面に向かっていたらあれよあれよというまに夕方。
気づいたら空が秋でした。

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朝晩は寒いくらいで、パジャマは半袖ですが毛布にくるまって寝ています。

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にんじんがにんじんらしい葉っぱを出してきました。
今年の夏はたいへん暑かったため、発芽に苦戦。期間をながーく収穫することを狙って何回かに分けて種を播きましたが、最初の方は暑すぎて発芽せず、まき直しました。
根菜は抜くまで出来がわからないのですこしドキドキです。

岡村

農村レストラン

今日は農村レストランの日!

11:30~13:30 
かみなか農楽舎敷地内『結』にて!

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雨続きで急に肌寒くなりました。
寒暖差にビックリした体をホッとさせるランチはいかがですか?

ベテラン主婦のお母さんたち手際良く準備中です。

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農楽舎からは新米やトマト、オクラ、ピーマンを提供。
机やカウンターに飾られている花はそれぞれのお母さんたちの畑から持ち寄ったものです。

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メニューだけでなく季節を感じる心遣いだなぁ、と思います。

岡村

木切り

雨が続きます。
今日は集落の台風被害復旧の日。
シビアな力作業ばかりということで、午前中農楽舎の男性陣は皆、集落の防護柵にかかる倒木の処理へ出ました。

私は埼玉出身で、住んでいたのが東京で勤める人が利便性重視で移り住む地域です。若狭町のようにおじいちゃんおばあちゃん・お父さんお母さんから延々と続く…というようなの人の繋がりを知りません。
さらに「先代から受け継ぐ土地を持っていて、それを守る」という感覚も知りませんでした。
なので、こちらに来てから「自分たちの住む地域は自分たちでなんとかする」という意識の強さに、また本当になんとかできてしまうことに大変驚きました。
ペンチ・ノコギリ等小物は当たり前、果てはチェーンソーやユンボまで(プロの方大活躍)。工具の所持率、使いこなせる人の率が違います。
集落の男性陣みんなでかかりましたが復旧はまだまだ終わりきらないようです。

解散後の勢いで農楽舎の敷地内に倒れている木も解体しました。

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岡村

雨の稲刈り

今日は一日降ったりやんだり。
濡れた籾がタンクの中に張り付いてしまうため、雨の日や雨の止んだ直後はコンバインでの刈り取りはできません。
ですが!天日干しの稲刈りはできます。
インターンの大学生と一緒に小雨のぱらつく中稲刈りをしました。
田植えイベントで皆さんに植えてもらった田んぼ、稲刈りイベントで刈って頂きたかったのですが…。
今夏の猛烈な暑さのため刈り取り時期が早まり、一週早く刈り取ることになりました。

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稲はバインダーという機械で刈り取ります。
刈った稲を麻ひもで束ねて排出してくれる、天日干し作業には欠かせない機械です。

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研修1年目の中村くんがバインダーに挑戦しました。
指導役は光晴さんです。
上手く刈るには機械を制御するそれなりの腕力か要るので、中村くん相当腕にこたえたようです。

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排出された稲束は、幸夫さんの操作する運搬車によって集められ稲木に下がりました。

岡村

トマトと種まきと枝豆

トマトがノってきました。

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農楽舎では何年も作っていますが、私自身は去年から挑戦しています。
実のつきも、トマトの木の元気さも、今のところ去年より良くなっている感じです。

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お隣のハウスでは研修2年目の義浦くんが大根の種まきをしていました。
収穫適期が順番に来るように何回かに分けて種まきをするみたいです。
目指せ!11月3日農楽舎収穫祭での対面販売!

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そしてお世話になっている方から枝つきの枝豆を頂きました。
枝豆は鮮度が命。できるだけ採れたその日に湯がいたほうがおいしいです。
仕事終わりに(なぜか)事務所の明かり
を頼りにパチパチ枝から外しました。
光晴さんの手際が良すぎてブレた写真しか撮れませんでした。
香りが良くてホクホクしておいしかったです!

岡村