カテゴリー別: 農楽舎の日常

まだ冬眠中?

連日のスコップ作業です。
田んぼから水が抜けないように、また田んぼに欲しい深さでしっかり水が溜まるように。
畦塗り機で塗った後、耕うんするトラクターが入る前に畦を整えます。

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研修一年生の鈴木くんも一生懸命やっです。

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田んぼの水尻(排水口)整備。水の浸食やモグラのイタズラなどにより、排水口の脇に大きな穴があいていたりします。大抵は土を詰め込めば解決なのですが、状況によって大がかりになることもあります。
ややこしそうな箇所が出てきたので、今回はコンクリートU字溝を利用して整備することにしました。
この水尻は地域や耕作する人によって形が違います。昔から田んぼを作っている人の水尻は、やはり要点がしっかり掴めていて美しく仕上がっています。
水尻ひとつとっても経験や技術による技が見えます…☺

整備中に出てきた塩ビパイプの中にカエルが!なんかいっぱいいる!
まだ冬眠中なのかぐったりしていました。

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もう春だし出しちゃってもいいんじゃないですかー?と言ってパイプを持って帰ろうとする薄情な私を制止した、心優しい山川さんの手によって、カエルたちは自然に目覚めるまで元の場所に安置されました。

岡村

有機JAS研修

皆さんこんにちは。
このマークをご存知でしょうか?
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有機JAS」マークといって日本で唯一、農産物の「有機」とか「オーガニック」という証明が出来る認証マークです。
このマークの認証の為には費用高いとか事務処理が多くかかると言われており認証について賛否両論あります。
なので、かみなか農楽舎でも導入を認証について決めかねていました。
ですが、今年からよく考えてよく相談してよく調べて導入することにしました。
という事で福井市まで研修会に来ました。
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実際に受けてみると
内容は生産の為の確かな認識を得る事
お客様に提供する情報の蓄積
食べ物を扱う職業として必要な知識ばかりでした。

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でも内容が濃い、多い、難しい。

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2日、缶詰で勉強頑張ります

田んぼの準備

まだまだ寒さの残る日。
冬眠から目覚めるカエルたちのように、あちこちで少しずつ田んぼの準備が始まっています。
早いところではもう田んぼに水を入れてトラクターをかけていたりします。

農楽舎ではトラクターを使って畦を塗り固めている最中。
畦の塗れた所から水尻(みなじり)という田んぼの排水場所の、チェック&手直しをして水を溜められるようにしていきます。

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最初に田植えをする場所から順番に。
研修1年目の鈴木くん水尻デビュー。
幸夫さんに教わりながら丁寧に直しています。

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天候など諸般の事情で少し作業が遅れ気味なので、雨でもカッパを着て田んぼに出ます。

後日鈴木くんと一緒に作業しているときに

「岡村さん苦手な作業ってありますか?俺は雨の日の作業です。」

と、質問&自己開示を頂きました。
早速雨の日の作業の辛さを味わっていたようです。弱音を吐かず頑張ってたけど、辛かったのね。風邪引かないようにね。
私は夏の田んぼの溝切りが苦手です☆

岡村

入舎式

4月はじめは入舎式でスタート!
研修生として入った鈴木くんと一緒に農楽舎の経営、農業生産、体験、集落の行事や、共同生活などなどについて説明&確認をしました。

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そして毎年恒例の歓迎ランチは若狭町のとなり、小浜市のカフェwatotoさんで頂きました。
オシャレな古民家の中には可愛らしい雑貨とたくさんの本。
ちびっ子連れのお母さまたちで賑わう中頂いたゆる薬膳の車麩と鳥肉のランチ、美味しゅうございました…(*´ω`*)
早く食べたい気持ちを抑えての撮影。画像に指が写り込んでしまうほどに。

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諸用で来られなかった下島じいちゃんにLINEで送るため、みんなの写真をパチリ🐤

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今年はこのメンバーで頑張ります!(撮影してくれた山川さんもいます☆)

岡村

再会と歓迎

卒業生の加藤さんが顔を出しに来てくれました。
かみなか農楽舎卒業後、農業法人青年海外協力隊、北海道の大学院と、色々な経験を積まれた加藤さん。
この春よりカンボジアと日本を股にかける経験を活かした職場で働く予定です。

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来てくれてありがとう!そしていってらっしゃい!という気持ちをこめて、宴会を企画。研修一年生の鈴木くんの歓迎会も兼ねて、様々込み込みで開催!

おもてなし隊長光晴さんが先頭に立ち、準備開始。
山川さん指導の下飼っているニワトリをさばき、研修一年生の鈴木くんと焼き鳥を作りました。

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他にもニワトリのすき焼き、加藤さんと同期の百田さんと奥さんによる生春巻きなどなど…にぎやかな卓になりました。

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なにかとめでたい席なので赤飯も用意。
米も小豆も農楽舎で作ったものです。美味しく蒸し上がりました☆

そして研修二年生になる中村くんはバイトの経験を活かし、生地からピザ作り。

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手際良く生地をこね、広げる中村くん。二年目にして見せる新たな一面に一同驚くやらピザおいしいやら。

自分たちで育てた食材で門出と新生活を祝えることに感謝しつつ、楽しい宴会となりました。

岡村

苗箱並べ

今年の苗出しが始まりました。
種まき後育苗器に2日間入れて芽を出させた苗です。
ハウスに並べて田植えの4月末まで育てます。

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ムーミン谷のアレみたいのがいっぱい。
出してすぐ強い光に当てるとそのまま弱って死んでしまうので、ハウスの天井のカーテンを引き、保温効果もあるシートをかぶせます。

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体勢に気をつけないと腰がやられます。
ハウスの整地の方法や苗の並べ方など、少しずつ少しずつ改善していって、年々スピードが早くなっています。
毎年同じ作業をするので、去年より今年、今年より来年…と比べられるのがいいですね。

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新しい研修生の鈴木くんも一緒に並べました。
鈴木くんの作業風景を写真に収めねば…!と思いスマホを近づけたところ、それを察知した光晴さん。まったく別の場所にいたのに素早く画面内に滑り込み、指導している風のポーズをきめました。
去年も今年も、きっと来年もひょうきんな光晴さんです。

岡村

じゃがいも植え

先日切って乾かしておいたじゃがいもを畑に植えました。

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耕運機で溝を掘って、肥料!土!いも!土!とミルフィーユしていきます。
研修二年生になる中村くんには耕運機での溝掘りをお任せ。翌日筋肉痛になって貰いました。
だんだん体が農繁期モードにシフトチェンジされます。

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青年海外協力隊として間もなく旅立つ佐藤さんも手伝いに来てくれて、スピーディーに終わりました✨

岡村

ウドの袋がけ

春の始めに毎年している作業の一つがウドの袋がけです。昨年収穫を終えたウドは夏の間で私の身長を超える大きさまで成長し一度枯れてしまいます。

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そして春になるとまた新たな芽を出すので、芽を出すまでに袋がけをすることで土から出てきた芽に日があたらないようにして白い柔らかいウドにします。

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昨年の株元にたまった落ち葉などを取り除き杭を打ちやすくする光晴さん

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袋を掛けるための竹杭を打つインターンで来てくれている高校生
山の斜面での作業なので普段使わない部分の筋肉が地味に辛い・・・。二人が協力してかけてくれた袋の中にモミガラを詰めておきます。こうすることで芽を出したウドは光に当たらずに伸びてくれるのです。

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さて、昨日の作業ですごかったのはここからっ!!
この作業を昨日は朝からお昼過ぎまでしていたのですが、午後気が付くとインターン生の使っているハンマーがかなり原始的なものに!?

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なぜこんな道具になっていたかというと、お昼休憩に入るときに一度ハンマーなどの道具を車へ片づけ、午後の作業開始でインターン生に道具を渡してあげるのを忘れてしまいました。するとインターン生は「ハンマーはどこに?」と私達に尋ねるわけでもなく、なんと器用に道具を作り何事もなかったように作業を継続してくれていたのです。なんかゴメンネ・・・ケガしなくて良かったです。
このウドの出荷はGW頃を見込んでおりますので直売所に並ぶのをお楽しみに~

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こちらの写真は昨年収穫したウドです

投稿者:山川

種イモ切り

ジャガイモの種イモ切りをしましたー!

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種イモはそのままだと大きすぎるものがあるので、芽が均等に分かれるように二等分や三等分にカットします。
ある程度の大きささえあれば問題なく育ってしまうので、大きいのを丸ごと植えるのはモッタイナイ!のです(>_< )

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中村くん山川さんと重さを量りながらカッティング。
切り口が乾燥したら植えます!
あとはお天気を祈るばかり…。雨が降ると畑が起こせないので、植えられません。
予定はお天気次第。一日に何回もの天気予報とにらめっこしています。

岡村

葉物の収穫そろそろ終了

冬の間に収穫し続けていたハウスの葉物もそろそろ収穫時期が終了です。
伸びてくる葉っぱをを一枚一枚切って収穫していたサンチュやスイスチャードももう片付けということで株元からバッサイ切って収穫しました。株の根本にはこれまで収穫してきた葉っぱの茎の部分が残骸で残っているのでそれを切り落とし中心部分の葉っぱをハーツわかささんへ大量出荷!

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今年最後のスイスチャードをご希望の方はお急ぎ下さい~
そして切り落とした部分はニワトリのご飯に、今日のご飯はかなりカラフルです☆

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そしてそんな収穫作業の大切な道具がこちら!

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はさみ! も大切ですが、この冬に手に入れたハサミケース!!!
市販されているハサミケースでは背の低い私が付けると地面についてしまったり、作業ズボンはベルトをしないゴム派なので金具がベルト通しに付けるタイプで使えなかったりと、これまでなかなか良いケースが見つけられず、ポケットにハサミを入れていてポケットに穴が開いたり太ももにハサミが刺さったりと困っていました。
この冬ついに京都上賀茂神社手づくり市でご一緒させて頂くことの多い「PENGURI LEATHER AND FABRIC」に注文で作って頂き問題解決★

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こんなケースが欲しいと色々と希望に答えて頂き出来上がったのが2月の終わり。あれから毎日収穫の時は私の腰にはケースに収まったハサミがぶらぶらと。

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このこだわりの金具がどんな作業着でも大丈夫で、皮の色も選ぶことが出来たのでとても嬉しかったです。これから永く使って皮に味が出てくるのが楽しみです!
PENGURIさんありがとうございます!大切に使わせて頂きます!
同じ農家の皆さんこのケースお勧めです!ぜひご注文はPENGURIさんまで~
投稿者:山川