月別アーカイブ: 2021年1月

どんと焼き

1月15日(金) 
 
朝の道路の温度はマイナス1℃
昼間は15℃  寒暖差があります。
連日の太陽で芝生の雪もめっきり溶け
雪の下からたくさんの黄色タンポポが顔を出しました。
本日は集落にある恵比須神社の「どんと焼き」
毎年曜日関係なく 1月15日
仕事はじめが遅い農楽舎はこの日に
農楽舎や各家に飾った、自作のしめ飾りを焼きに来させてもらってます。
宗教が…、伝統行事が…という前に
集落の方とお話ししたり、一緒に季節の行事で交流
まさに、農村集落で暮らすという経験ですね!
集落の農家の大先輩のじいちゃんにお神酒を「ガソリンどうですか?」と配ったり
神主さんに神事のお話しを伺ったり…
ただただそれだけです。
決して朝から酒を飲んで遊んでる訳では… (*^ー^*)
投稿:八代

知りたいコンバイン

今週より機械メーカーさんへコンバインを持ち込み、メンテナンス&研修をしてもらっています。コンバインのこと、もっと知りたいです…。

あれやこれやのパーツを外して洗浄。チェーンやベルトや入り組んで複雑なので、洗浄ひとつとってもコツがいる。

自分で洗うと、きれいにしたつもりでもちらほら磨き残しが。手の及ばなかった部分はプロにやっていただいて、完全に仕上げはお母さん状態。

ホースの当てかたや気にするべきポイントなど、勘どころをきっちり抑えた仕事、見るだけでも勉強になります!

洗浄のための簡単な分解をするだけでこんなにボルトが。外してみて初めて『こんなのついてたんだ…』と気づくほどの鉄の板。曲がってたり、大きかったり、小さかったり、たくさん。

パーツごとに分解してみると、ひとつの機械としてしか見てなかったコンバインが、膨大な量の部品を組み合わせて作られたものだとわかります。

これを作るまでに、設計した人がいて、組み上げた人がいて、鉄やプラスチック、ゴムを加工した人がいて、そもそもの原料を作る人がいて…

当たり前に乗るコンバイン。たくさんの人の手を経て、スイスイ稲が刈れている今があるんだなあ、ということに気づいた冬の昼下がりでした。

ほうぼうに感謝がつきません。

岡村

下島工務店 大忙し

1月14日(木) 晴・曇り
 
 
連日の太陽が施設の雪を溶かしてくれて
土が見えてきました。
週末にまた雪マーク
ほかほか雪で遊べるように
それまでに去年からのカチカチ山の雪を溶かしてください☆彡
 
福井県北部の大雪の影響で、お米の配送に遅延が生じております。
ご注文いただいた方には大変ご迷惑おかけしております。
(遅延の心配がある方には お荷物のお問合せ番号をお知らせしております)
お米のご注文はお早めにしていただくと安心です。
普段当たり前に届けてくださっている配送業者さんに感謝。
そしてこの大雪に対処してくださっているたくさんの方々に感謝。
世の中、たくさんの人の頑張りで回っているのだと改めて感じます。
冬場は下島工務店大活躍
なぜか毎年、お盆の取っ手が壊れる農楽舎
年末の大掃除で発掘された発注品が届きました。
まだ発注品が倉庫の前に鎮座しています…。
投稿:八代

肥しの時期

1月13日(水) 晴  
朝、道路の温度はマイナス2℃
施設内の芝生も木々もキンキンに凍りついています
しかしながら日中はいい天気
雪も順調に溶けております。
冬場の農楽舎は資格取得や機械のメンテナンスなど
土を触るより機械やパソコンを触る機会が増えます。
本日より研修生松村氏は大型特殊免許取得に向け
講習に
そしてあわせて、岡村氏と機械メーカーさんに機械を持ち込みメンテナンスをお手伝いしながらメーカーさん直伝で学ばせて頂きます。
農楽舎の残りの機械は光晴氏&幸夫氏にて説明書片手に
メンテナンス
八代は事務所で干し柿片手にパソコンとにらめっこ
体も心も頭も肥しの時期です。
 

投稿:八代

仕事はじめ

1月12日(火) 雨・くもり・晴  
実は本日が仕事初め
まずは集落のお宮さん&恵比須神社に皆でお参り
そして恒例の今月末に控えた研修報告会で発表する
研修生のリハーサル
と言っても発表する文章を皆で誤字や名称の間違えがないか校正する作業です。
仕事初めまでに研修生は1年のまとめをし、研修後にも思いを馳せて長い休みを過ごしてもらう!
なので、この日が研修報告会リハーサルの日と定着しました。
例年は県外出身がほとんどの農楽舎メンバ-の為、
農繁期はなかなか帰省できないので正月休みに実家にゆっくり帰れるように
長めに冬休みを取っていますが
今年は自主的に皆帰省を自粛し
福井の長い冬休みを満喫しました。
 
投稿:八代

熊川葛加工★2回目

1月11日(月・祝)  雪・晴
 
熊川葛加工 2回目。
また八代が来たかと思われるかもしれませんが
手作業で価値のある葛加工方法を学びたい
という思いから2回も行かせて頂きました。
葛は体にいい、その上美味しい!
いいとこばかりじゃないかと、かなり興味津々です。
しかしながら、産業として採算を考えてとなると
なかなかこの手間暇かけた作業を知ると難しいなと感じます。
ただ、この価値のあるものは残していきたいなと勝手ながら思います。
雪が降るこ時分でも晴なら山に行って葛根掘りに行こうかと考えておられる会長さん
葛加工を熱心に試行錯誤しているKさん
葛加工の道具を本職を生かし製作されるSさん
そして葛饅頭作りに腕を振るってくださる奥様方
この熊川葛振興会さんだからできること、
メンバーの皆さんの情熱と行動力です。
この思いと組織力を一緒に作業して学ばせていただくこと
それが目的です。
2回も研修させていただき熊川葛振興会の皆様に感謝感謝。
投稿:八代

日参札

1月10日(日) 晴・雪 
農楽舎のある末野集落は
一番奥に集落のお宮さん
八幡神社があります。
毎日集落の誰かがお参りできるように
集落内で「日参札」と書かれた札が回ってきます。
札の裏には集落の家々の名前(屋号)が書かれていて
その順番に札を回し
札が回ってきたら 八幡さんにお参りに行き
次の家に回す。
農楽舎も1件の家として入れてもらっています。
私はこちらに来た頃は、この札が回ってきたらこれを持ってお参りに行かないといけない
通行手形のように思っていましたが
今ではこれを持ってお参りに行き
次の家に回す。
こちらに住んでもうすぐ18年目
住む集落は変わりましたが
ありがたいことに、毎月欠かさず参らせてもらってます。
投稿:八代

ハウスの中も-8.5℃

雪が降ると言うので身構えましたが今日も昨日も一昨日も快晴。

ですが、昨日と一昨日の寒さはこれまでで一番だったかもです。国道沿いにある温度計も昨日は朝8時過ぎでも-5℃、なんとハウスの中の温度計にいたっては-8.5℃でした。

ハウスの中でこの気温ということは末野の集落は-何度まで下がったのでしょう…。

そんな寒さなのでハウスの中の葉物達は凍ってしまい収穫出来ず。普段だと凍っていても太陽が昇ると一時間程で収穫出来るようになるのですが昨日一昨日は夕方まで凍ったままでした。やっと今日は少し気温が上がり朝には凍っていたハウスの葉物も溶けたので収穫出荷(気温が上がったといっても天気は快晴なのに雪、国道沿いの温度計も日中でも3℃でさむいっ!)。

嶺北では大変な雪になっているようで商品の入荷がないのかスーパーの棚はガラガラ。こんなときこそ地元農家の本領発揮ですね!明日も野菜が溶け次第、収穫して出荷しまーす!

尚、ゆうパックやヤマトの配送トラックが雪の影響でストップしております。次回の精米発送日となる12(火)は配送業者さんの状況によってはお届け出来ない場合がございます。すでにご注文頂いておりますお客様におかれましては、予定通りの発送が出来ない場合にはご連絡させて頂きますのでご了承下さい。
投稿者:山川

熊川葛★加工

1月9日(土)  晴
12月に葛根掘りに同行させて頂いた
熊川葛振興組合さんに
今回は 葛根の加工に誘って頂きました。
根っこからでんぷんだけを取り出す作業で
まずは機械で根っこを粉砕し
水温があったかいと発酵するので
水の冷たいこの冬の時期に水にさらして
でんぷんを取り出す作業。
寒い寒い水の冬場が加工の時期。
根っこをお手製の竹ででんぷんを抽出し
最初は茶色い液体ですが
2か月かけて白い液体へと加工
最後は乾燥させて白い葛粉になります。
とにかく、分かったことは
手作業で手間暇かけて作られる
かなり貴重な葛100%の「熊川葛」
その作業が林業遺産にもなっています。
山に入ってから根を掘り出し加工
これは葛に情熱がないと10年続けてこれないなと感じました。
参加させて頂いた熊川葛振興会さんに感謝。
投稿:八代

足跡をたどり

くっきり晴れて、キーンという音が聞こえそうなほど寒い日でした。

田舎の地面。雪が残ったまま、かつ新しく降らずにいると、日に日に動物の足跡が増えます。

ネコ、サル、キツネ、タヌキ、イタチ、テン…あと色々な鳥。傍らに人の足跡があるのは犬。

冬休みを満喫する私を見つけるやいなや熱烈な散歩アピールをしてくる犬に根負けし、色んな足跡を探しては辿りながら、共に新しい足跡をつけて回ります。

まだ冬休みだけど、世間はとっくに仕事はじめ。周囲が通常運行になっていくのを見てソワソワしてくる、少数派な小市民の悲しい性です。

昨年から若狭地域の若手農業者の集まりの会長になってしまっ…、いや、ならせて頂いたので、これからどんなことをするか、県の担当の方と打ち合わせ。

コロナの中でいかにして交流をもっていくか。簡単に飲み会も開けなくなってしまったので、試行錯誤の途中です。酒の場を奪われた我々はあまりにも無力。

今は若手だけど、将来はきっと地域の農業を担っていく存在になっていく人たち。今のうちに交流をもって、未来がもっと楽しくなるようにできたら。

連絡や仕事のやりとりならばオンラインで十分なのですが、交流って会の中だけけでなく、ついでのどうってことない雑談や、喋らなくても同じ空間を共有することの中で産まれる気がして。

色々制限のある中で会を運営するって、顔なじみをつくるって、どうしたらいいんだー!と、目下役員の皆で考え中です。

農楽舎の中だけにとどまらず、地域のみんなと頑張っていきたいなあと気持ちを新たにする、そんな日でした。

岡村